ふたりはプリキュア 2話 「カンベンして!闇に狙われた街」感想(1)
「ふたりはプリキュア」2話の感想です。
感想に入る前に、1話の感想を書いた後に気づいたことをいくつか。
- プリキュアの前身的存在であるセーラームーンを全く見たことがない。
- 「ふたりはプリキュア」の時はまだ画面比が4:3だった。
- 東映アニメオンデマンドで見てるけど画質が微妙。
- 1話でなぎさは流れ星に混じったメップルと出会ったが、ほのかは蔵の中にいたミップルと出会ってた。
なんてことですね。
『プリキュアの前身的存在であるセーラームーンを全く見たことがない。』については、別にいいかなと思ってます。知識の周到な正しさのためとか、歴史的な必要性で関連作品を見るつもりは今のところないので。
だからと言ってテキトーなこと言っていいわけではないですが、まあ致命的に間違っていたら突っ込まれそうだし、そうでなくてもある程度は調べるつもりなので、この辺は気にしません。
『「ふたりはプリキュア」の時はまだ画面比が4:3だった。』『東映アニメオンデマンドで見てるけど画質が微妙。』の二点に関しては同時に言及できそうです。
以下の記事が詳しいですね。
ブラック企業を描いていた女児向けアニメ「Yes!プリキュア5GoGo!」BD-BOX化 - エキレビ!(1/3)
5がプリキュアシリーズ初のハイビジョン制作になり、画面比が4:3から16:9へ。。
とあるので、『ふたりはプリキュア Splash☆Star』までこの画面比と画質が続きそうです。
あと東映アニメオンデマンドの説明に
最大2Mbps~3Mbpsのファイルを配信しています(DVD画質)。
とあるので、そもそも画質がめちゃくちゃいいわけでなく、限界もDVD画質のようです。レンタルで見た方がいいかな…。
BD画質で見れるものはBDで見たいですしね。それはのちのち考えましょう。
『1話でなぎさは流れ星に混じったメップルと出会ったが、ほのかは蔵の中にいたミップルと出会ってた。』ってのは内容についての話で前回書き洩らしたことですね。この出会いの差異は結構重要な気がするんですが、どうなんでしょう。これもまたいずれ(多分)わかるんでしょうね。信じてる。
では2話の感想いきましょう。
話はなぎさによる前回の回想から始まります。やっぱりなぎさを軸に話が進みますね。
というかほのかはクラス委員になるくらいには優秀な感じなんで、「普通の女の子」をコンセプトに進めようとしてるプリキュア的には、こっちを軸にしてたら話進まなそうですね。
授業中うるさいメップルにタジタジのなぎさ。
一応いくつかプリキュアシリーズを見ようと思ってるので、キャラとマスコットの関係なんかも注目したいですね。なぎさはまだ扱いが分からなくて困ってる段階です。
そういえば授業でなぎさが読んでいたのは「野菊の墓」でした。
自分は教科書で「野菊の墓」を読んだ覚えがないので気になって調べてみましたが、ちょうどなぎさとほのかの学年である中学二年生の教科書に長く載ってるみたいですね。光村図書から出ている「中学校国語2」に載っていたことが確認されます。(下のリンク参照)
ちょうどキャプの教科書のタイトルにも合いますね。
ただ放送されていた2004年前後の教科書に「野菊の墓」が載っていた形跡は、自分が調べる限りではありませんでした。1990年あたりの「中学校国語2」に載っているのは確認しているので、そのあたりからの引用かもしれません。
「2015年度児童図書十社の会 中学校国語教科書掲載の本リスト」の「◆教育出版 教科書掲載」の欄には「野菊の墓」の項目があるので(下のリンク参照)最近も載ってるのかもしれませんが…
さすがにこれ以上の言及は止めときましょう、本筋に関係なさそうですしね。
OPを挟んで、カブキマンとかファンに言われてたらしいピーサード登場。「ジャアクキング」なる親玉っぽいのと会話しています。
俺はピーサードってちゃんと呼んでやるからな…!
ジャアクキングは「プリズムストーン」なる7つの宝というかそんなのを集めてるみたいですね。
なるほど。
で、その内5つはもう手に入れていて、残り2つはミップルメップルが持ってるらしいと。結構優秀な敵ですね。ジャアクキングは
「私が生きながらえるにはプリズムストーンの『全てを生み出す力』が必要だ」「あの石が7つ全て揃ったとき、私は永遠の存在となる」「そして我がドツクゾーンは、すべての世界を覆い尽くし隅々まで支配するのだ!」
と語ります。これが基本的な敵側の主張ということになりそうです。7つ集めれば願いが叶うっぽいし、プリズムストーンはドラゴンボール感覚ですね。
気になるのが、ジャアクキングの話を聞いているときのピーサードの表情。
ジャアクキングの”圧”にかなりビビってますね。ここにもドラマがありそうな予感です。
次いで販促を兼ねたメップルのお世話シーン。
「なれなれしく呼び捨てにするのは止めて」というなぎさのセリフから、距離感が感じられます。それにしてもメップル、出された食事に「却下!」とか叫ぶしワガママですね。
みそ汁とご飯が代わりに出てきて「日本人に生まれてよかったメポ!」とか言ってますけどお前光の園出身じゃないのかよ。(光の園も日本に含まれるんですかね)
場所は変わり実験室。ほのかが飴を作る実験をなぎさに見せますが、飴の精製は上手くいくものも器具はバラバラに。1話もこんな具合の失敗をしていましたが、ほのかのギリギリ完璧じゃなさというところなんでしょうか。
なぎさが実験室に来たのは、プリキュアになったことについてほのかに相談があったからみたいです。ここの時点では、なぎさは戦いたくないけどほのかは力を授かったのは運命だしなんか面白そう、ということで意見が分かれていますね。というか死にかけたのも含めて面白そうって言うのはぶっ飛んでますね。世界を救うということなんかは考えてなさそうですが、その辺の主張はどう変わっていくのでしょう。
そんな会話の中実験室にブチこまれるサッカーボール。
怒りながら返しに行くなぎさですが、犯人が憧れの男の子であると気づくと途端にしおらしく。
これを見てほのかは「さっきの権幕はどこへいっちゃったのかしら?」と言い、後のシーンでなぎさもメップルも恋心には気づいてないみたいに話すので、なんかみんな鈍感みたいですね。
というか1話ではなぎさがこの男の子を見つめてたので気付かなかったけど、多分これがなぎさとふじぴーとかいう男の子(名前まだわからない)の初邂逅かな?それならばこんなもんでしょう。
そしてピーサードがザケンナーの憑依元を掃除機に見出し前半は終わりですね。
感想も一旦この辺で終えて(2)に続けます。