仮想舟上饗宴歌 感想編

youtu.be

こちらの動画に感銘を受けて以下みたいな記事を書いたんですが。
watagassy.hatenablog.com
記事を書くために歌詞をジックリ見ていると感情という感情が湧いてきて仕方なかったので普通に感想も書くことにしました。
内容的には、順不同に歌詞の一節を取り出して恍惚するだけになると思います。





まず最初にこれやべえ!って思ったのは「こうも跳ねるか 目論む騒乱」のところですね。
「かつてない力 弾き差す勇敢」の歌詞もこの短い中に「いちから」「有閑喫茶あにまーれ」を詰め込んでてビビるんですが、その間に5枚の画像が準備されてて「まさか次の一節であにまーれ全部抜くのか?」と身構えたらこれですよ。
しかもこの一説であにまーれ全員を表してるだけでなく、あにまーれのわちゃわちゃとして雰囲気まで表現しているのがすごい。
ここの気持ちよさは無限にリピートしたくなりますね。
その次の「あの月 座す王 押し増し群がり 奇跡の御城 音に聞く姫あり」も完璧ですよね。一瞬で夜や優美さをイメージさせるハニストらしい一節。
いや、ハニストが実際優美かはまあアレですが(?)。
あと周防パトラちゃん様を「王」で踏んでいくのわかるな~~~ってなりますね。
ポンコツな受け取られ方をされがちですが、パトラちゃん様ってリーダーの風格ありますし、多才だし、ハニストのために今後に向けてすごい頑張ってる感じとか「王」で韻踏んでなんぼでしょと思わざるを得ません。



次に挙げるとすればアイドル部を表している歌詞でしょうか。
ここの歌詞の凝りようは私の解説を見ていただければわかると思いますが、全部の歌詞を見てもダントツに凝ってますよね。
私は結構アイドル部を中心にvtuber見ているので、すごい共感します。アイドル部って箱としてまとまってる上にネタが豊富でこういう凝り方したくなるんですよね。
「気持ちが分かればエスパーだろうと」の一節は「エスパーダ」入れたくて仕方なかったんやろな~って感じでめちゃくちゃ好きです。この動画思い出しちゃいますね。
www.nicovideo.jp
「もう凝った目ばかり 垂涎の的」でシロちゃんのめめめいじりをめちゃくちゃカッコよく表現してるのには膝を打ちますね。「垂涎の的」いいですね…。



あとは「木と風 涼しく 告げ結ぶ夢か」で「楓」を表現してくるあたりは「ただ韻や関連する言葉を並べるだけでなく文字面での言葉遊びもしてやる」ってのを感じられてカッコイイ。

韻のインパクトで言えば「神が気付くまで 伸ばせ社まで 今日こそ見事な 花畑」の「花畑」でバチッとハマる感じが一番好きですね。
「花畑チャイカだから歌詞も花畑」っていう、言ってしまえば安直な歌詞なのに、押印がカッコ良すぎてそういうのを考える暇を与えない。「神」「社」「見事」というワードで神々しいというか厳格な雰囲気を事前に作ってるのも本当に無駄がないですね。

単純に歌詞として好きなのは「熱き世 輝く 才あるならば」で輝夜月ちゃんを表現してる部分ですね。この歌詞のときの動画も月ちゃんが1人だけ真ん中にバン!と出てて堂々としてるのがカッコイイんですが、この世界でオンリーワンの才能を持っている最強の存在だぞ!ってのを際立たせる歌詞が月ちゃんらしい。「熱き世 輝く 才」なんですよね、わかる。



解説を書いていて驚かされたのは「悪しき終わり 否定する暁」の一節ですね。
コレは一見「悪しき終わり 否定する」がABE氏を表している部分、「暁」が赤月ゆにちゃんを表している部分、と見えるんですが、動画を見ると「否定する」の歌詞が歌われる時点で既に赤月ゆにちゃんの絵が出ているんですね。
で、じゃあ赤月ゆにちゃんで「否定する」といえば何があるかというと、ユリイカに寄稿された「バーチャルなバーチャルと、ノット・バーチャルなバーチャル」しかないわけですが。この文において赤月ゆにちゃんが「ノット・バーチャル」の立場であることまで知ってるからこそ「否定する」を「赤月ゆにを表す歌詞」として組み込めるんですよね。
ご存知のかたも幾らかいらっしゃるとは思いますが、赤月ゆにちゃんはvtuberという括りに入れられがちですが本人のスタンスとしては「自分は実在している」という立ち位置を取っています。ですからツイッターのプロフィールにある位置情報も「東京 文京区」という実在の地名ですし、更にはこんなツイートもしています。


ここまで了解しているからこそ「そのyoutuberの立ち位置まで踏み込んでくるか!」という驚嘆がこの歌詞にはありました。本当に「伊達じゃねえんだわ」って感じです。



「恋せよ乙女そよ風に揺られ 雨のせいて月連れてって」あたりは歌詞の美しさを重視して、あえてvtuberの名前ではなく関連事項で踏みまくってるとこがこの曲を「ただのvtuberラップ」ではなく「そもそも曲として完成度の高い存在」にしていて作者の矜持を感じます。多分自分が作るとしたらアメノセイさんと高峰伊織さんを並べるという発想すら思いつかないですね…。感服です。



サビの、和を強調した歌詞でグループ名をバンバン出すところも、この曲の雰囲気を高めまくってて最高ですね。
それぞれのグループを表す一節一節が力強いのも「こんなやべえグループがいっぱいあるんだ…!」って感じにさせられるのが良い…。
「奇跡」「星」「夢」「天」「空」みたいな抽象度が高かったり表すものが大きかったりするワードって、ピッタリハマったときその曲の「強さ」が何倍にも膨れ上がる感じありますよね。
ハチャメチャに話が逸れるんですがプリティーリズム・プリパラシリーズの作詞をしている三重野瞳さんという方がいるんです。この人、アニメの強キャラの持ち曲の歌詞においてスケールのデカいワードバンバン使いまくって、聞くだけで「こいつ強い!」って思わせる作詞してるんですがそれが死ぬほど好きなんですよね。「0-week-old」とか「nth color」とか。仮想舟上饗宴歌のサビってあの感じなんですよ。
しかしvtuberのグループたくさんあるの、群雄割拠って感じでめっちゃ良いですよね。その浪漫がサビにはあります。





だいたいそんな感じです。思いついたら追記してるかも知れません。
Vtuber News報道局さん素晴らしい作品をありがとうございます。