ふたりはプリキュア3話「イケてる実習生に気をつけろ!」感想(2)
↑の続きです。
風間竜一さん
そういえばBパートに入る前に、ほのかのおばあちゃんがなぎさに「なぎささん、ほのかをよろしくね」と言い、なぎさが微妙な顔をするシーンがあったんですが、これはどんな意味なんでしょう。
気になって早速公式サイトの3話のあらすじを見てみると、このような記述が。
友達を連れて来たことに喜ぶさなえだが、「なぎささん、ほのかをよろしくね」部屋を出る瞬間穏やかに笑っていた瞳が意味ありげになぎさの目を捕えた。
なるほど。つまりこれは、さなえさんのミステリアスさを出すための演出で、ほのか的にもなにがなんだかということなんでしょう。おばあちゃん、今後何をやらかしてくれるんでしょうね。
さてその後、ピーサードが教育実習生に化けて、ベローネ学院にやってきます。こいつ、2話で人間世界のことを知らないかのようにしていたけど、異様に上手い手を使ってきますね…。
ちなみに人間に化けているときの姿では「風間竜一」と名乗っていますが、風間竜一と言えばこの人もですね。
ピンポン、大好きです。
この風間竜一形態、結構なイケメンらしく、なぎさとほのかの担任であるよし美先生はデレデレです。というかこの作品、とにかくイケメンが叫ばれますね。
しかし当時の実況の様子なんか見てると(まあそういう層だから当然とはいえ)それに辟易してる部分がありますし、その後のプリキュアでは、記憶にある内ではイケメン主義はあまりなかったような気がします。
この辺、どんな意図があってイケメン主義的な雰囲気を出していたのか、そして(実際にその後のプリキュアでその手の主張が減ったなら)何故その後減っていったのかなんてとこは気になるところです。
その後、風間先生はよし美先生がデレデレしているところに、人差し指一本で催眠術をかけます。クソ便利ですね。もっと活用していこうよ。
催眠術でなぎさを体育館に呼び出すよう命令し、見事成功。風間竜一形態を解いたピーサードは、催眠中のよし美先生を人質にプリズムストーンを要求するという華麗なコンボを決めます。
しかし乱入してきたほのかがピーサードの注意を引いた後、回り込んでなぎさと合流。この時ピーサードは余裕ぶって歩きながらなぎさたちに近寄り、彼女らに変身の隙を作ってしまってるんですが、これ完全にバカですね…策はすごい良かったのに…。
この余裕そうな表情よ…。
そして戦闘シーンに入りますが、特筆するところがあるとすれば一か所ぐらいですかね。ほのかがザケンナー化したバスケボールをみぞおちに食らうが、その後ガッツで立ち上がりすべて払いのけるというシーン。
2話に引き続き、大事な時に強気に出られるというようなシーンがわざわざほのかに用意されている気がしますが、それが意味を持つときが来るのでしょうか。
…というかまあ、来るんですけどね。少し先まで見ちゃったんで分かるんですけど、まあ、5話くらいに…。
しかしこういう細かい積み重ねの中で、キャラクターの性格に違和感が出ないようにと気を使ってるみたいですから、これから先ドンドンキャラクターが活き活きしてくるだろうと期待が高まりますね。
その後、目覚めたものの何も覚えてないよし美先生に叱られながら「ありえな~い!」とほのかが叫ぶというオチで3話は終わりです。
まだ結構説明的な部分が多いですが、キャラの描写は見ていて面白いですね。
まあ少し先まで見ているのでわかりますが、もう少ししてからの加速がめちゃくちゃに楽しいので、ドンドン感想書いていこうと思います。次回からは1話1記事にまとめます。