ふたりはプリキュア 2話 「カンベンして!闇に狙われた街」感想(2)
↑の続きです。
AパートとBパートで分けるようにして感想を書いていて気づきましたが、アイキャッチが尺の半分でないとこにありましたね。
普段テレビでアニメを見ている時にはあまり気にしないことですが、パソコンなどで見ているとこういうことが気になるものです。
調べてみると、そういった時間配分に関しては以下が詳しいですね。
Aパート/Bパートは、定形の時間枠ではなく、おおむね合計で20分30秒になる。作品の演出により、CMが本編にかからないように割り振るなど、時間配分は変更される。
とあるので、この辺はどこでアイキャッチ入れようが特に規定はないということでしょう。
このアイキャッチが特別長いのは「ゆるゆり」くらいみたいですが、他にそういう作品ないんでしょうか。
1期の京子のアイキャッチが好き。
アイキャッチついでですが、自分の中で最高のアイキャッチは「宇宙のステルヴィア」のアイキャッチです。
自然と宇宙の雄大さや、冒険心くすぐる景色を美しく描いた絵もさることながら、Aパートの優しく透き通るようなBGMも、Bパートの力強く何かが始まるようなワクワク感のあるBGMも本当に良い。
内容も、少年少女の成長と苦悩をじっくりと描いたとてもいい作品です。19話なんかとても好きなんですが…これはまた機会があれば書きます。
さて「ふたりはプリキュア」2話感想(2)です。
藤ぴーの前で赤面した理由に気が付いていないなぎさとメップル。この恋心はどう変わっていくのでしょう。
そして突然挟まれる「なぎさ、メップルのふるさとの話を聞かせてやろうかメポ」とかいう提案。いわゆる設定解説というわけですが凄い唐突だ…。
「別に聞きたくない」となぎさが答えると涙目で「う”う”う”~~お願い~~聞いてほしいメポ~~~」なんて言ってくるし、「はい」を答えるまで続きに進ませないRPGみたいな強引さですよこれ。
とりあえずメップルの言うことをまとめるとこういうことみたいです。
- メップルとミップルは「光の園」と呼ばれる場所からやってきた。
- ドツクゾーンが突然光の園を襲ってきた。
- 光の園が荒らし尽くされる前に光の園のクイーンと長老がミップルとメップルにプリズムストーンを託して逃がした。
- ミップルは「希望の姫君」、メップルは「選ばれし勇者」という肩書らしい。
- プリズムストーンはミップルとメップルのしっぽの中にある。
と、いうことらしいです。「ドツクゾーンのせいで世界がやばい!」くらい把握していれば良さそう。
同時並行でほのかもミップルと会話をしていますが、途中やってくるおばあちゃんがどうもプリキュア事情を何か知ってそう。今はほのかもおばあちゃんもお互いに対して核心的な事を言っていませんが、これもどうなることやら。
さてそこでピーサードによる襲撃が入ります。なんと町中の電気エネルギーを奪っているようで、規模がデカい。
どうでもいいですが、2話で町中に電気系のトラブルが起きるのはロックマンエグゼのアニメもですね。(ホントどうでもいい)
電気エネルギーが奪われたことで停電が起こり、デパートのエレベーターに、なぎさの友人であるしほとりなが閉じ込められてしまいます。
この2人が閉じ込められている位置、どう見ても地上からかなりの高さがありますが、なぎさとほのかはどんな視力してるんでしょう…。
2人を救出しようとなぎさたちがデパートの屋上へ向かうと、そこにはピーサードと掃除機型のザケンナーが。彼はなぎさたちを見かけるなり変身前でもお構いなく攻撃してきますし、緊迫感ありますね。
ザケンナーに押され気味の戦いですが、その中で驚くべきことが発覚。なんとほのか、相手に触れずに動かすことができる能力があるみたいです。
この能力の詳細は気になりますが、2話のいいところはこのいちいち能力について語らないところですね。こういう時説明過多だと戦闘の流れが止まっちゃうしつまんなくなってしまうんですよね。
「そんな演出できるならあのメップルの強引さはなんだったんだよ…」という気もしますが、あれは児童に抑えておいてほしい部分だということでしょう。キッズアニメを見るということは、ひとえにこういった「自分はキッズではない」という事実との戦いでもあります。(?)
なんだかんだやっぱりプリキュアなり立てだからか、2人ともデパートの方へ投げられてしまいしほとりながいるエレベーターの上に。そしてピーサードがそのロープをプッツン!
そこでエレベーターを止める方法が「2人でつっかえ棒のようになって止める」なのがヤバい。流石プリキュアは肉体派!
個人的に「この案を思いついたのがほのかである」点を強調したいです。頭が切れるしいざという時行動できるほのか。かわいい。
その後のセリフもなぎさの「絶対に許せない!」に対してほのかが「お返ししましょう」なのもいい。可愛い女の子から熱が伝わってくるのがたまらない。
その後エレベーターの通路内で見事な三角飛びを決め屋上に上がるなぎさたち。ピーサードはザケンナーを使いすかさず攻撃しますが、2人が手をつなぐとオーラが2人を守ります。
OPでは3度も手をつないでいますし、変身の時も必殺技の時も手をつなぐ「ふたりはプリキュア」にとって、「手をつなぐ」という行為はとても重要だとわかる…んですが。
このシーン、下のカットから
いきなりこれに切り替わったのを見たときはさすがにビビりましたね…。
いくら長期クールアニメ(特にシリーズ最初期)では作画等が不安定なのを知っていても流石に脈絡なさすぎるぞ!!しかも手をつなぐのが重要なら手をつなぐまでをちゃんと描いてくれよ!!三角飛びしてる場合じゃねえぞ!!
この回全体的に演出面で不安を覚えるとこがありましたが、これもまた今後どうなるか気になりどころですね…。(ある意味、これだからアニメを見るのは楽しい)
さて、そして反撃の機会を得た2人が、プリキュアマーブルスクリューを放って掃除機型ザケンナーを撃退します。その後止めとばかりになぎさがザケンナーに蹴りをぶちかますと、ザケンナーは小さくなり元の掃除機に戻ります。
最後は、掃除機になぎさの付けた蹴り跡が残っているシーンがアップになって終わり…というホラー的なオチでした。
2話は販促や設定説明を詰め込んだ回でしたが、大事なところはきちんと押さえてる感じでしたね。演出などもある意味で面白かったです。
そうそう、演出といえば、スタッフなども話題にしようと少し調べてみたのですが、存外各話のスタッフをデータベース化したものってないんですね。こんな人気シリーズのデータなんだからポンポン出てくるものかと思ったら、こちらが見つかるくらいでした。
http://rinshi.sakura.ne.jp/anime/Precure.html
やはり初代ぐらいだと紙媒体でデータになってることの方が多いのでしょうか。気になりますね。
さて、続きの感想もどんどん上げていきたいと思います。次は3話の感想で。
EDのほのかがクソ可愛い。